2020年12月17日、中国河南省が申請した太極拳が、
ユネスコ無形文化遺産に登録されることに決定しました。
発祥地である河南省官民をはじめ、中国国民、世界中の太極拳愛好家にとって、
これほど喜ばしいことはないでしょう。
太極拳は陰陽太極思想を取り入れ,
養生法や武功技法等の中国文化を融合した拳法として知られています。
様々な流派が存在していますが、河南省陳家溝の陳一族を中心に伝承されてきた
陳氏太極拳は全ての流派の起源だと言われています。
太極拳、ユネスコ無形文化遺産に 中国の登録件数世界一
好消息!“太极拳”“送王船”申遗成功
河南日报评论员:这一“拳”,打出了自信与豪迈
太極拳の修練を通して,陰陽太極の理を理解し,不可不敬,不可狂,不可満という武徳を修得できます.
今回のユネスコ無形文化遺産への登録決定は,
世界中の太極拳愛好家にとって大変喜ばしい出来事で,
心よりお祝い申し上げます。
「国境を越えて一緒に太極拳をしよう~太極拳でコロナを吹き飛ばす~」と題して
行われた今回の講習会ではオンライン上に世界各国から(1000)人以上も集まり、
陳沛山老師の指導に時には一緒に身体を動かし、時には聞き入っていた。
老師は日本語、中国語、英語の三か国語で丁寧に動作を解説しながら模範動作を行い、
後半にはマイクがその呼吸音を捉えるほど熱の入った指導をして下さった。
中国やフランスからも感謝のメッセージが届き、日本の各教室でも
「老師が説明した内容をすぐに復習したい」という声も上がった。
こうして遠く離れた場所で、老師が伝える伝統拳を共有できるのは本当に得難い経験でした。
また次回も・・・と期待してしまいます。
※You Tubeにおいては途中音声が途切れ申し訳ございません。
後日音声を修復し再びYou Tubeにアップしますので
しばらくお待ちください。